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免許合宿のこぼれ話

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延長しないための知恵

延長・延泊しないための知恵

免許合宿だと評価が緩く簡単に免許が取れる(卒業できる)と思っている方がいらっしゃいますが、そんな事はありません。
教習所により合格率は違えど、教習項目や卒業検定のクリアレベルは通い免許と同じです。
免許合宿のメリットは最短卒業なので、延長したら意味がありません。
また延長の追加料金もバカになりません。
ここではできるだけ延長、延泊しない免許取得方法をご案内します。っっg

延長になる人はどれくらい?

車種により最短卒業できる率は異なりますが、普通免許の場合は日によっては10人中10人がストレートで卒業する事もあり、延長になる方は数えるほどで、そう多くはありません。
しかし誰でも100%ストレートで卒業できるとは限らない事も事実です。
延長のパターンは乗越しして次の項目に進めない人、検定試験が不合格な人、仮免学科試験が通らない人、熱が出て教習できなかった人等、どの時点で延長になるかは人それぞれです。
人それぞれですが、延長になる方には共通の癖、性格があります。
免許合宿の参加前にそれが分かれば、延長も回避できるのではないでしょうか?

乗越しや検定試験で延長の場合

技能で失敗する方の特徴は「運転が雑になってしまう」事ですが、その原因の多くは「焦り」によるものです。
技能教習も1段階の半ばになると基本から少しレベルアップした技能の修得になるため、同日入校の人と教習の進み具合に差が出てくる事もあります。
そして最短で卒業を目指すために指導員による指導も少しハードにテキパキしたものになります。ゆえに他人と進み具合が遅かったり、キツイ言い方で指導されると焦ってしまう事が多々あります。
この焦りをなくす事が乗越しをしないポイントと言えるでしょう。
焦りは大きく言うと「運転技術」と「気持ちの落ち込み」の二種類があります。
例えば「ギアチェンジが上手くいかない」「坂道発進で、下がってしまった」これは技能が出来なくて焦ってしまい、運転が雑になるパターンです。
この場合はどの運転操作で失敗したか、または苦手なのか探る事が必要です。
ギアチェンジが上手くいかないなら、クラッチペダルの踏みが甘い、回転数が合っていない等の原因が考えられます。
坂道発進の下がりであれば、半クラッチ操作がまだマスターしきれていないと思われます。
失敗やミスがあった時こそ、まずは心の中で深呼吸して、冷静になって指導員の言葉に耳を傾けましょう。
冷静にならないと、せっかくの指導員のアドバイスも活かせません。
そして一つ一つ指導員の言葉と自分の技能を照らし合わせ、ミスの原因を突き止めていきます。
時には指導員に具体的にこうした方がいいでしょうかと質問してもいいと思います。
一方「指導員にちょっとキツく言われた」「友達と進み具合が違う」これは気持ちが落ち込む事で焦ってしまい、運転が雑になるパターンです。
人によっては教習指導がキツく感じる事もあるかと思いますが、それは技能を身につけるための教習指導ですので、
あなたの性格に対して怒っているわけではありません。
また友達との進み具合も、最初は一気に進んでも途中の項目でペースダウンする人もいれば、後半ペースが上がる人など人それぞれですので、あまり深く考える必要はありません。
気持ちが落ち込むと、元気もなくなり指導員との会話もスムーズに出来ませんので、ここはさっと気持ちを切り替えて教習に臨みましょう。
まずは焦る原因が運転技術によるものか、気持ちの問題なのかを明確にしましょう。
焦れば焦るほど運転が雑になりますので、どの場面でも冷静に自分の運転を見つめ直す余裕を持ちましょう。
重要な事は早くマスターすることではなく、丁寧に、安全にそして指導員の指示通りに教習できるかです。

仮免学科試験で落ちて延長になる場合

これは単純に言えば勉強が足りないということです。
免許合宿もスケジュールがキツキツとはいえ、1日のうちに空き時間は2~3時間あります。
仮免学科試験はAT車で7日目(MT車は9日目)ですので、日で言うと6日間、時間で言うと2時間×6日で12時間は最低でも勉強できるはずです。
この空き時間に勉強する人としない人では明らかに差がでます。
しかし勉強するにも勉強方法が分からないという方もいらっしゃいますので、当校の場合は自習機を用意しています。
この自習機はPCの画面上に学科試験の問題が出て◯×形式で答えるもので、簡単な操作で何度も反復練習出来るのが特徴です。
貴重な空き時間に効率良く問題を解くために指導員が厳選した問題内容になっており、反復して行う事で短時間で学科の知識が身に付きます。

他、面倒臭がりやの性格の人は仮免試験で失敗しやすいです。
毎日次から次へと覚える事は沢山ありますので、仮免学科試験は学科の授業だけ聞いていれば合格できるというものではありません。
後で勉強すればいいや、後で教えてもらおうと思っている内に次の履修項目も始まり、あれよあれよと仮免学科試験の日が来てしまいます。
また仮免学科試験は3回落ちてしまうと一旦帰宅になり、ご自身の住民票の住所地の運転免許試験場で仮免学科試験を受けて合格しないと、免許合宿を続ける事はできません。
せっかく免許合宿に来たのに学科試験に落ちたがために、帰宅して卒業がノビノビになってしまったら意味がありません。
合格を勝ち取るためには毎日の授業を真剣に聞く事は当たり前で、分からない事や不明な事があればその場で解決するぐらいの志とスピードが大切なのです。
後回しにしてもAT車は7日目には仮免学科試験が必ず来てしまうので、後悔しない学科試験対策をしましょう。

教習が受けられなくて延長の場合

これは寝坊や体調不良が主な原因かと思います。
教習が順調でも合宿生活で失敗する方は結構います。

寝坊の場合

皆さん入校3日後くらいから緊張も溶け、友達になる方もチラホラ出てきます。
中には宿舎で夜遅くまで起きて友達と一緒に遊んでいる方もいらっしゃいますが、それが寝坊の原因になります。
免許合宿は朝7時50分から教習がスタートする事もあるので、7時には起きて教習を受ける準備しなければなりません。
教習前ギリギリに起きると忘れ物をしたり、挨拶もできなかったり、技能教習を受ける心構えが全く出来ない状態ではその日の教習もダラダラになり時間を有意義に使う事はできないでしょう。
寝坊による教習の遅刻はまず認められません。
次の時間にその分の教習を受けるという事はできませんので結果的に延長、延泊になるでしょう。

体調不良の場合

体調不良は風邪やインフルエンザ、花粉症、疲れ、ストレス等が考えられますが、ちょっとした事で体調も整える事ができます。
インフルエンザや風邪、花粉症の予防はマスクの装着、手洗、うがいを毎時間必ず行う事です。
特に春休みや夏休み時の教習所は100人、200人以上の合宿生で賑わいますで、一人が風邪やインフルエンザにかかると一気に広まる可能性が考えられます。
人からもらわない、移さないためにもマスクを装着し手洗、うがいをこま目にしましょう。

疲れの解消は早寝、早起き、食事をきちんと取る事です。
「教習スケジュールがハードで体力がもたない、頭が痛い」等体調不良になる方もいらっしゃいますが、そんな時こそ規則正しい生活のリズムが大切です。
特に質のよい睡眠は体力回復に抜群の効果があります。
質のよい睡眠を取るためには次の3つのポイントが大切と言われています。

1.太陽の光で起きる

朝起きたらまずは太陽の光を浴び、眠気を覚ましましょう。太陽の光は心の安定や覚醒につながる分泌物を出し、それが脳に作用して夜になると眠りに適した体内環境をつくってくれます。
次の日の教習も体調万全で受ける事ができるでしょう。

2.朝ごはんはしっかり食べる

免許合宿は体力勝負的な要素もあるので、食事でエネルギーを蓄える事は非常に重要です。
そして一番重要な食事が「朝ご飯」と言えます。
朝ご飯を食べる事で胃の動きが活発になり、胃を動かす自律神経のスイッチが入ります。自律神経は体内時計のリズムをつくり、身体の活動や眠りの時間を調整します。
朝ごはんをたべないと日中はダラダラした合宿生活になり、そのまま眠りも浅くなってしまいます。

3.眠りのための環境づくり

入浴は少しぬるめのお湯がベストです。暑いお湯は身体に染みて気もいいですが、自立神経を刺激し眠りが浅くなります。
ぬるめのお湯は身体の深部体温を揚げ、維持し布団に入った時にちょうど眠りやすい体温になる効果があります。
また枕もポイントです。
教習所宿舎にある枕は簡易的なものなので、全員にフィットするものではありません。
やはりご自身が普段使い慣れたマイ枕の方が安心する部分も多く、良い睡眠が取れるのではないでしょうか。

免許合宿は「知らない場所に行く」「知らない人と部屋で一緒」「車の運転」など初めて免許を取る方にとっては初体験の事ばかりで、ストレスを貯めがちです。
しかし友達をつくればひとりぼっちの寂しい思いはしなくて済みストレスも解消できるのではないでしょうか。
入校初日に少し話しかけずらいな~と思っても、話しかけたらすぐ友達になれたという事は結構あります。 また体調を崩した時や検定で不合格になった時も話を聞いてくれ何かと助けてくれるのは友達になった合宿生です。
技能や学科教習も大切ですが、合宿生活自体をストレスなく過ごすためには友達という存在は非常に重要です。

延長になると料金やスケジュールはどうなるのか?

免許合宿は選ぶプランによって追加料金がかかる場合があります。
技能の乗越しがあった場合は技能教習料金が1時限あたりかかります。
修了検定や卒業検定で不合格になった場合は、追加の検定料金が1回につき発生します。
上記理由や体調不良や遅刻等で延泊になった場合は、部屋代が1泊あたりかかります。
ポイントはどの内容、時点でつまづいたかにより追加料金は異なるという事です。
また免許合宿のスケジュールは2、3日単位で延長します、例えば日曜日に修了検定で落ちた場合、次の修了検定日の火曜日まで待つ事になりますので、単純に1日延びるというわけではありません。
宿泊費はそれに伴いスケジュールを延長した分だけ追加料金が発生します。

追加料金がかかないプラン

何回乗越しや検定不合格で延長、延泊しても追加料金がかからない安心プランというものがあります。(仮免学科試験は安心プランでも1回の保証です)
安心プランなら追加料金の心配がないため、心理的にゆとりを持ちながら失敗を恐れる事なく教習する事ができます。
失敗を恐れるあまりビクビクして運転するとせっかく習った技能も上手く活かせなかったり、運転姿勢も悪くなり乗越しの原因となるので良い事はありません。
そのため初めて免許を取る方やほとんどの学生の方がこの安心プランを選んでいます。
ただし安心プランは延長になった場合の料金が発生しないだけで、卒業予定のスケジュール自体は延びますので注意して下さい。
逆に追加料金がかからないからと言って、適当に教習を受けていると技能が身につかず、いつになっても卒業できません。
これでは免許合宿のメリットである短期間で卒業から大きくズレてしまい、免許合宿に参加する意味がなくなってしまいます。
どのプランを選んでも一生懸命教習に励む事が大切です。

このように延長にも原因が必ずあるのでその原因を突き止めて対策する事で延長を回避できます。
運転技術の問題は合宿参加中に対策しないといけませんが、入校前にも1日学科の勉強を必ずする、学科の授業はしっかり聞く、失敗しても焦らないようにする、早寝早起きをするといった目標を設定することはできます。
乗越しせず最短卒業をするぞという意気込みはとても大切な事です。

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